大容量磁気記録メディア用材料Magnetic Powder

コンピュータデータのデータストレージ用テープなど、大容量磁気記録メディアに使用される磁気記録材料の分野では、圧倒的なシェアを誇っています。

こうした高いシェアを支えているのが、微粒子制御技術をはじめとする、他社には真似できない高度なナノテクノロジーです。

用途	コンピューターバックアップ⽤テープ
特徴	独自の設備仕様による高分散/均一粒子への微量異金属ドープによる粒子形状制御良好な分散性（粒子間焼結なし）高耐候・高耐腐食性

導電材料　銅粉Copper Powder

主には積層セラミックコンデンサの外部電極用途に使用されております。

昨今では銀の代替材料として、銅が注目されており、耐酸化性の向上を目指して、新規粉末の開発も進めています。

製法	湿式還元法
特徴	0.5～6.0μmの範囲で、粒度分布がシャープな粉末無機コート、有機コート、フレーク処理により各種ニーズに対応
用途	積層セラミックコンデンサ（MLCC）外部電極用途、電磁波シールド用途など
代表製品	銅粉　代表製品

樹脂硬化用ペースト、焼成用ペースト用導電性フィラー

各種取扱金属粉の例

硫酸バリウム粉（日本薬局方硫酸バリウム「製造専用」）は主に消化管X線検査時に使用するX線造影剤に使われています。

試作例

特徴	燃料電池の電極や固体電解質材料として利用可能な各種酸化物元素の偏析が少なく、均質な粒子で構成ご要望の組成､粒度（サブミクロン～数十ミクロン）、比表面積に調整可能
用途	燃料電池材料

発電特性
発電特性	H2 50cc/min、Air
作動温度	600、650℃
セル条件	空気極：LSCF/GDC（70/30wt%）中間層：GDC 電解質：Stabilized ZrO2 燃料極：NiO-Stabilized ZrO2

（独）産業技術総合研究所　中部センターで作製したセルにて測定